円形脱毛症と産毛・白髪について

円形脱毛症には様々な種類があります。

これらの円形脱毛症に共通して言えることは、毛根の跡が残った脱毛巣ができてしまうことです。

円形脱毛症の治療中に、脱毛巣に産毛が生えてくることがあります。

この産毛が生えてくればもう安心と感じる方がいらっしゃると思いますが、決して油断は禁物です。

円形脱毛症の治療は、脱毛巣に産毛が生えてきてからが大変なのです。

円形脱毛症で髪の毛が抜け落ちてしまったところに、産毛が生えたことで嬉しくなってしまう方の気持ちは分かります。

しかし、ここで安心してはいけないのです。

通常は産毛の後には、黒い髪の毛が生えると言われています。

しかし、円形脱毛症の方の意見によると、産毛の後に白髪が生えてきてしまったとの報告を頂きました。

白髪が生える主な原因は、加齢によるものです。

その他にはメラニン色素が挙げられます。

髪の毛の色素を作っているメラノサイトの働きの違いによって、白髪が生えてくる人もいれば、黒髪が生えてくる人もいるのです。

そのため、円形脱毛症の方は、半分が黒い髪でもう半分が白髪という状態も珍しくはありません。

また、円形脱毛症の方は、免疫機能の異常によって、毛根の部分が弱くなっていることがあります。

そのため、髪の毛に十分な栄養が行き渡らないことで、白髪になってしまいます。

円形脱毛症の治療を始めた方は、色素がきちんとできていないため、産毛の後に白髪が生えることがあります。

しかし、時間が経つことで元通りになります。

毛根の根元からしっかりと黒くなっているでしょう。

産毛が生えた後に白髪が生えてしまって、凄く落ち込んでしまう方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、このような状態が長く続くことはありません。

早い段階で元通りになるので、安心してください。

このように円形脱毛症の方は、様々な影響を受けてしまいます。

この辛さは本人にしか分からないと思います。

だからといって焦る必要は全くありません。

ゆっくりと確実に治していくことが大切なのです。