遺伝による円形脱毛症

遺伝によって円形脱毛症になる可能性があることは、円形脱毛症の原因・症状で少しお話しました。

円形脱毛症ができる原因として、精神的なストレス、自己免疫疾患、生活リズムの崩れであることは説明致しました。

こういった理由の他に、避けることができない遺伝によって引き起こされてしまいます。

ある症例報告によると、一卵性双生児の場合は、両方とも円形脱毛症を発症する確率が高くなっています。

対して、二卵性双生児の場合は、片方が円形脱毛症を発症する確率が高くなっているのです。

白血球を検査するHLA検査においても、円形脱毛症の患者さんに共通するものが見られたことから、遺伝的な要因を否定することはできません。

遺伝的な要因は、男性型脱毛症(AGA)と呼ばれることもあります。

抜け毛に関しては、遺伝子が関連深いものとなっているので、遺伝子を調べることで男性型脱毛症が発症する可能性を予測できます。

当たり前ですが、遺伝子を変えることはできません。

「遺伝で円形脱毛症が起こるなら何をしても無駄」と思ってしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、それは間違っています。

円形脱毛症になる可能性があると知った時点で、これからの対策を練ることができます。

しかも、遺伝によって必ずしも円形脱毛症が発症するわけではありません。

早めにしっかりとした予防を行っていれば、円形脱毛症になるリスクを軽減することができます。


遺伝による円形脱毛症を回避するためのしっかりとした予防

円形脱毛症の予防について、もう一度振り返りたいと思います。

まずは、生活の習慣を変えましょう。

それは、睡眠・食生活・運動といった全てに気を配ることが大切です。

この内のどれかが欠けていてもいけません。

しっかりとした予防を行うには、生活の隅々までに気を遣わないといけないのです。

また、シャンプーは天然素材を原料としたものを使用しましょう。

頭皮の状態に気を配ることで、円形脱毛症になるリスクを抑えることができます。

以上のような予防をしっかりと行っていれば、遺伝による円形脱毛症から逃れることができるでしょう。