円形脱毛症の場所について

円形脱毛症が引き起こされる場所や大きさは個人によって大きな違いが生じており、実際に引き起こされてみなければ分かりません。

「円形脱毛症を発症すると○○○のような症状が起こる」と決まっているわけではなく、個人差が生じやすい病気の一つなのです。

確かに、基本的な円形脱毛症の場所は頭皮で、頭頂部や前頭部などの髪の毛の一部分が抜け落ちるため、「10円玉ハゲ」と呼ばれております。

しかし、円形脱毛症の症状が進行すると胸毛やすね毛など、他の場所に生えている体毛も抜け落ちるケースがあるのです。

その症状によって以下のように呼び方が異なるので、一度参照してみましょう。

 

単発型円形脱毛症:最もオーソドックスな円形脱毛症で、頭皮の1ヵ所に10円玉程度の大きさのハゲが形成される

多発型円形脱毛症:頭皮に2個から3個の脱毛が形成され、単発型円形脱毛症が治った後に再発すると多発型円形脱毛症になりやすい

全頭脱毛症:頭皮の一部の場所ではなく、症状の進行によって頭全体の髪の毛が抜け落ちる状態

汎発性脱毛症:頭皮以外の眉毛や胸毛など身体中の体毛が抜け落ちる状態

蛇行性脱毛症:円形のハゲではなく、後頭部や耳の辺りといった場所の髪の毛が蛇行しているように抜け落ちる

 

どの場所に引き起こされる円形脱毛症でも、早めに正しい処置を行わなければなりません。

完全には円形脱毛症の理由は解明されていないものの、精神的なストレスが溜まったことによる自己免疫疾患だと考えられております。

最も症状の軽い単発型円形脱毛症ならば、放置していても自然と消えることはありませんし、自分で気付かないうちに「形成される」⇒「治る」と変化していたケースもあり得るのです。

しかし、多発型円形脱毛症や全頭脱毛症へと症状が進行することは十分にありますし、見た目のイメージが悪化するのは間違いないので早めに皮膚科を受診して個人の症状に合わせて適切な対処を行った方が良いでしょう。

ストレスを溜め込みやすい20代の女性が円形脱毛症を患いやすいと考えられているものの、性別や年齢に関係なく誰にでも発症する可能性はあります。

お風呂場で抜け毛が増えた程度ならば自然な脱毛なので気にする必要はありませんが、患部周辺を軽く引っ張ってスっと抜けてしまうような状態は注意が必要です。

皮膚科を受診するとステロイド剤といった外用剤の処方だけではなく、日常生活の送り方に関するアドバイスなども受けるはずなので、専門医の指示に従って治療を進めてください。